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全国初、仮住まい不要(隣接地活用)マンション建替え事業が完成/長谷工コーポレーション

「ガーデンフラッツ豊中旭ヶ丘」完成予想図
従前建物の「豊中・旭ヶ丘第二住宅」

 (株)長谷工コーポレーションは7日、日本住宅公団〈現 独立行政法人都市再生機構〉が1968年に分譲した「旭ヶ丘第二住宅」(大阪府豊中市、総戸数112戸)の建て替え工事を、2006年7月中旬に完成すると発表した。

 同プロジェクトは、隣接地(空地)を活用した仮住まいの必要がない建て替え事業。従前権利者は隣地に建設する新マンション(物件名:「ガーデンフラッツ豊中旭ヶ丘」、総戸数208戸)の建設中、継続して従前建物に居住し、新マンションが竣工後、従前建物から移転・入居する。

 このスキームによるマンション建て替え事業は、全国初。同社は事業協力者として参画し、設計・施工を担当した。なお、全208戸中、従前権利者の買い戻した住戸を除く、残り126戸は2005年10月に一般分譲、完売している。

 新マンション「ガーデンフラッツ豊中旭ヶ丘」は、阪急宝塚線「豊中」駅からバス約12分・徒歩1分、同「岡町」駅から徒歩18分、北大阪急行線「桃山台」駅からバス約12分・徒歩1分に立地。
 敷地面積は8,804.96平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上11階建て、総戸数208戸(住戸)、専有面積37平方メートル~102平方メートル。
 売り主は、総合地所(株)、東急不動産(株)、三交不動産(株)、(株)長谷工コーポレーション。


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