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不動産ファンド事業が好調、07年2月期の業績予想を上方修正/アセット・マネジャーズ

 アセット・マネジャーズ(株)は11日、4月に公表した2007年2月期(06年3月1日~07年2月末日)の中間期および通期の業績予想を修正すると発表した。

 連結業績予想は、中間期が売上高225億円(前回発表数値比50.0%増、前年同期比200.4%増)、経常利益133億円(同33.0%増、同197.2%増)、中間期(当期)純利益77億円(同32.7%増、同194.1%増)。
 通期が、売上高301億円(同21.3%増、同33.6%増)、経常利益150億円(同7.1%増、同76.9%増)、当期純利益85億円(同8.9%増、同84.1%増)に修正。

 個別業績予想の中間期は売上高142億円(同42.0%増、同188.5%増)、経常利益112億円(同40.0%増、同196.8%増)、中間期(当期)純利益66億円(同46.6%増、同196.9%増)。
 通期は、売上高164億円(同17.1%増、同37.3%増)、経常利益115億円(同15.0%増、同76.6%増)、当期純利益68億円(同15.2%増、同78.9%増)に、いずれも上方修正された。

 不動産ファンド事業において、同社が得意とする開発型ファンドにおける大型案件の売却益や成功報酬が業績に大きく寄与。また、積極的に新規ファンド組成に取り組んだ結果、不動産ファンドの受託資産残高が着実に積み上がった。さらにM&A事業においても、海外投資案件において取得株式の一部を売却したことが業績に寄与し、上方修正となった。

 なお、業績予想の修正を考慮し、中間配当および期末配当の予想金額も修正。2007年2月期の配当予想は、中間配当が1,200円(前回発表数値1,000円、前年同期比▲20.0%)、期末配当が1,200円(同1,100円、同▲33.3%)、年間配当は2,400円(同2,100円、同▲27.3%)となった。


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