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ビル協、「防災ポケットブック」等を作成/一般への提供も視野

「防災ポケットブック」(右)と「中小ビル事業者のための災害対応手順ファイル」(左)。後者は視認性を高めた色彩
名刺大の『防災ポケットブック』は蛇腹になっており開くと多様な情報が

 (社)日本ビルヂング協会連合会および(社)東京ビルヂング協会・中小ビル経営者研究会ではこのほど、災害発生時に初期行動が確認できる『防災ポケットブック』および災害時対応マニュアル「中小ビル事業者のための災害対応手順ファイル」を作成した。

 「防災ポケットブック」は、被災時の初期行動や災害伝言ダイヤルの利用方法、帰宅支援対象道路等を記載しており、常時携帯できるよう名刺大サイズとなっている。
 また、「中小ビル事業者のための災害対応手順ファイル」は、備蓄用品や救助・救出用資機材や建物の安全確認のチェックリストのほか、従業員・テナントの安否確認のための連絡先一覧表、応急手当ての方法などの手順書、また、「立入禁止」「ビル閉館による休業・移転のお知らせ」など、被災建物への掲示物も同封されている。

 これらは同協会会員サービスの一環として7月下旬より会員各社に見本を送付、一部100 円(100部単位)で頒布するが、同協会では今後、社会的ニーズを考え一般への販売も視野に入れているという。

 なお、詳細・問い合わせ等は(社)日本ビルヂング協会連合会 電話03-3212-7845まで。


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