(株)不動産経済研究所は、2006年6月度と2006年上半期(2006年1月~6月)の「首都圏建売住宅市場動向」を発表した。
6月度の新規発売戸数は605戸(前年同月比▲28.9%、前月比6.1%増)となった。地域別では、東京都195戸(全体比32.2%)、千葉県133戸(同22.0%)、埼玉県108戸(同17.9%)、神奈川県146戸(同24.1%)、茨城県23戸(同3.8%)となっている。
1戸当たりの平均価格は4,741.4万円(前年同月比3.8ポイントアップ、前月比1.4ポイントアップ)。
新規発売戸数に対する契約戸数は394戸、月間契約率は65.1%(前年同月比9.3ポイントアップ、前月比5.8ポイントダウン)となった。
即日完売は178戸(全体の29.4%)、5月末現在の翌月繰越販売在庫数(発売後6ヵ月以内)は665戸(前月比14戸増)であった。
また、2006年上半期(2006年1月~6月)の「首都圏の建売住宅市場動向」では、供給戸数は3,019戸で、前年同期比▲20.9%であった。地域別では、東京都796戸(全体比26.4%)、千葉県895戸(同29.6%)、埼玉県529戸(同17.5%)、神奈川県662戸(同21.9%)、茨城県137戸(同4.5%)であった。
1戸当たり平均価格は4,601.0万円(前年同期比2.8%増)。地域別では、東京都5,351.8万円、千葉県3,664.6万円、埼玉県3,963.3万円、神奈川県5,517.0万円、茨城県4,392.3万円であった。