アパグループは19日、大阪市内でのアパホテルの第2弾となる「アパホテル御堂筋本町駅前」の開業式典ならびに記者発表を行った。また、来る8月7日に開業を予定している「アパホテル天王寺駅前」の記者発表を併せて行った。
「アパホテル御堂筋本町駅前」は、地上15階建て、客室数は194室。地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線が乗り入れるターミナル駅である「本町」駅より徒歩2分。同社は、同地区は、ビジネス街でありながらこれまで本格的なホテルがなく、今後大きな期待ができるとしている。
“グレイスフルモダン”をデザインコンセプトとしてスタイリッシュでありながら優雅さを感じさせる外観。大手企業の本社が立ち並ぶ本町通りに面し、1階には「カフェダイニング ケントウエスト」がオープンする。
一方、8月7日に開業する「アパホテル天王寺駅前」は、地上14階建て、客室数は181室。地下鉄御堂筋線・谷町線・JR各線・私鉄(近鉄線・阪堺線)が乗り入れる大阪の南の玄関口である「天王寺」駅徒歩1分。
近鉄デパート、天王寺ミオ、きんえいアポロビル、あべのルシアスなどの商業施設が軒を連ねる繁華街にある。周辺には全国最大規模の「阿倍野地区市街地再開発事業」が進められており、2010年にはオフィスや店舗、マンションなど計20棟以上が集積する賑わいのある街づくりが進められている将来性の高いエリア。
1階には「カフェ グレインフィールド」がオープン。“マジェスティックモダン”をコンセプトに、現代的な風格を漂わせたデザインとしている。
同グループは、大阪市内において2006年から07年にかけて5つの新規ホテルの開業がラッシュを迎える。前述の3ホテルに加えて07年にはアパヴィラホテル〈淀屋橋〉(地下3階地上15階、466室)、アパホテル〈大阪肥後橋駅前〉(地上30階、859室)が開業を予定している。
これにより同グループの大阪市内のホテル数は5増えて7ホテルとなり、大阪市内の総客室数は2,521室となる。