不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

稼働率改善し増収増益/CIC「2006年5月期決算」

 クレッシェンド投資法人(CIC)は20日、「2006年5月期決算」を発表した。

 当期(2005年12月1日~2006年5月31日)運用状況の営業収益は18億900万円(前期比13.7%増)、営業利益は9億1,500万円(同15.3%増)、経常利益は7億円(同18.2%増)、当期純利益は6億9,900万円(同18.2%増)であった。1口当たり分配金は1万1,571円、分配金総額は6億9,900万円、配当性向は100.0%。

 同投資法人は当期、オフィスビル「日総第15ビル」(取得価格15億5,000万円)および「日本橋第一ビル」(同21億5,000万円)、レジデンス「アーバイルベルジェ明大前」(同10億7,000万円)を取得。この結果、期末時点のポートフォリオは、オフィスビル11物件、レジデンス21物件、コア補強アセット2件の合計34物件となった。取得価格の総額は52億8,000万円。期末時点の稼働率は97.56%となり、前期末比5.22ポイント改善した。

 なお次期(2006年11月期)は、すでに「ジョイシティ日本橋」(取得価格11億3,000万円)、「グレファス上石神井」(同9億5,000万円)のレジデンス2物件を取得するとともに、レジデンス「ZESTY 久が原」(譲渡価格3億6,900万円)を譲渡しており、営業収益19億6,200万円、経常利益7億3,400万円、純利益7億3,300万円、1口当たり分配金1万2,123円を見込むとしている。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら