(株)アルデプロは31日、ジャパンリアルティスーパービジョン(株)(JRS、京都市上京区、代表者:東口良平氏)の同社所有の全株式を、グループ会社の(株)アルデプロプロパティマネジメント(APM、東京都新宿区、代表者:新山隆史氏)へ譲渡すると発表した。7月31日に株式譲渡を予定する。
JRSは、同社が全株式の96.2%を保有する連結子会社。京都府、大阪府、滋賀県、奈良県および東京都でビルメンテナンス業、マンション管理業、機械警備業を中心にプロパティマネジメント(PM)事業を展開、管理戸数は約2万6,000戸にのぼる。
APM社は、JRSを近畿地区の主要PM企業という位置付けとし、今後は全国各地域の有力なPM企業と資本提携・業務提携を行ない、それぞれの地域社会に貢献していく方針。同社は、9支店20営業所で全国展開を完了しており、今後はAPMの提携する有力PM企業の管理物件も含め、管理戸数20万戸を目標としていく。
なお、これまで同社はJRSの上場を検討してきたが、今後はAPMの3年後の上場を視野に入れた組織体制およびネットワークの構築を図っていく方針。