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プロロジス、九州初の「プロロジスパーク鳥栖」を開発

 プロロジスは26日、同日付で、佐賀県および鳥栖市と物流施設(プロロジスパーク)進出に関する協定を行ない、九州では初めてとなる「プロロジスパーク鳥栖」開発に着手した。

 同社は佐賀県鳥栖市内の流通業務団地「グリーン・ロジスティクスパーク鳥栖」内において佐賀県が分譲する用地、6万7,800平方メートルの購入に関する予約契約を7月12日に結んでおり、今回の協定により、同団地における用地取得と物流施設開発を確定した。

 同施設では、購入した用地内に、ビルド・トゥ・スーツ型(オーダーメイド型/特定企業向け)物流施設「プロロジスパーク鳥栖I(ワン)」とマルチテナント型(複数企業向け)同「プロロジスパーク鳥栖II(ツー)」の2棟の開発を想定。「プロロジスパーク鳥栖Ⅰ」は、着工は2006年内に着工、竣工は07年末を予定。「プロロジスパーク鳥栖Ⅱ」は、07年上期着工、08年上期竣工を予定している。

 建設地は、九州縦貫・横断両自動車道が交差する鳥栖インターチェンジから500mに位置し、九州の主要都市、また博多港、福岡空港、有明佐賀空港などへのアクセスが容易なエリア。このため同社は、鳥栖市を日本全国を網羅する物流施設ネットワークの最重要地域の一つと位置付け、今回の進出を足がかりに西日本地域でのカスタマーサポートを拡充。同地域での高い企業ニーズに応えるため、さらなる開発を積極的に進める方針。


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