(株)コマーシャル・アールイーは26日、同日付で、(株)グランディム(大阪市中央区、代表者:志賀守氏)と資本・業務提携を行う基本契約書を締結したと発表した。
今回の業務提携は、実需マンションや一戸建住宅の開発・販売に実績のあるグランディムと同社が取り組む分譲マンション事業の基盤強化を狙うとともに、グランディムネット(入居者用タッチパネル型情報端末)を同社の販売物件に採用することで、同社商品の差別化を図るもの。
また、関西エリアに地盤を持つグランディムとの連携による同社の仕入れ情報網の拡大も見込んでいる。
業務提携の具体的な内容について、同社は、グランディムとの中長期的な資本関係の維持を前提に、両社の経営資源を生かしたシナジー創出を目的として、今後検討を進めていく。
これらを布石として、同社はグループの経営目標である「プロパティマネジメントの強みを活かした、総合不動産サービス」の実現に向けた取り組みを進める方針。
また、同社は2006年7月~9月、第三者割当増資の引き受けおよびグランディム株主からの株式取得により、グランディムの普通株式4,370株(取得予定価額4億1,500万円、増資実施後の保有比率33.8%)を取得し、グランディムの筆頭株主となる。
なお資本提携により、グランディムは同社の持分法適用会社となる。