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「アナリストとして、目利きとして」/IDSS、『IDSS不動産白書』創刊10周年、セミナー開催

 (株)生駒データサービスシステムは26日、「IDSS不動産セミナー2006」(東京会場)を開催した。

 同セミナーは創刊10周年を迎える『不動産白書2006』発刊に併せ、同社が東京、大阪、名古屋にて開催するもの。
 東京会場セミナーでは、第一部としてトート・ウィートン・リサーチ社のCraig Thomas氏が「キャップレートの転機」と題し、米国における投資リターンの今後や日本の不動産マーケットについて、第二部として同社主席研究員の前澤威夫氏と主任研究員の永松真吾氏がそれぞれ「賃貸オフィスマーケットの現状と展望」「不動産マーケットにおける地域的特徴」と題し、東京23区および全国主要都市におけるオフィスビルの需給動向と展望について、また、地方都市のオフィスマーケット動向および地方都市評価等について、同社の蓄積したオフィスデータをもとに講演した。
 
 開演にあたり、同社代表取締役社長の藤本隆博氏は「全国を網羅したオフィスデータや不動産およびそれに関連する経済動向を分析編集した『IDSS不動産白書』も創刊10周年を迎えることができた。今後も、同社ではアナリストとして、また目利きとして、さまざまな情報提供を行なっていきたい」と挨拶した。

 なお、大阪会場では7月28日、名古屋会場では8月3日にそれぞれセミナーが開催される。


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