藤和不動産(株)は3日、2007年3月期第1四半期決算を発表。併せて、07年3月期中間・通期業績予想を修正した。
当期(2006年4月1日~6月30日)単体業績は、売上高123億5,800万円(前年同期比35.0%増)、営業利益13億7,000万円、経常利益9億6,600万円、当期純利益9億4,900万円。
連結業績は、売上高139億5,400万円(前年同期比20.7%増)、営業利益13億6,600万円(同7,380.7%)、経常利益8億2,100万円、四半期(当期)純利益8億2,200万円。
主力のマンション分譲事業では、新規発売マンションの販売が好調に推移。売上目標戸数を上回り、マンション事業用地仕入れにおいても、例年を上回る用地の確保を実現。また、資金調達の多様化や新規取引行の拡大を図り、調達のコスト低減と安定化を行なった結果、目標を大幅に上回る業績となった。
また、2007年3月期における中間単体業績予想を、売上高270億円(前回発表比1.9%増)、経常利益18億円(同80.0%増)、当期純利益16億円(128.6%増)と修正。
連結中間業績予想を、売上高305億円(前回発表比1.7%増)、経常利益20億円(同81.8%増)、当期純利益18億円(125.0%増)と修正した。
修正の理由としては、主力のマンション分譲事業が計画どおりに推移。中間期は業務受託料の増加および支払い利息が期初予想を下回る見込みであることなどによる営業外損益の改善により、それぞれ期初予想より増加する見込みとなった。
なお、通期単体業績予想は、売上高1,400億円(変更なし)、経常利益110億円(前回発表比10.0%増)、当期純利益104億円(同10.6%増)。
通期連結業績予想は、売上高1,490億円(変更なし)、経常利益120億円(前回発表比9.1%増)、当期純利益110億円(10.0%増)としている。