日本アコモデーションファンド投資法人(東京都中央区、執行役員:横山雄司氏、中井伸行氏)が4日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。JREIT37銘柄目。
同投資法人は、三井不動産(株)の100%子会社(株)三井不動産アコモデーションファンドマネジメント(東京都中央区、代表取締役社長:中井伸行氏)により、2005年10月に設立された。
発行投資口数は6万7,200口、公募価格は1口当たり58万円。ライフスタイルや家族構成の変化に伴うニーズに対応した居住・滞在空間である、賃貸住宅や学生寮・学生マンション、サービスアパートメント、シニア住宅、社宅を「アコモデーション資産」と定義、これらを主な投資対象とした運用を行なっていく。
上場初日の始値(初値)は59万円。その後最高値が59万4,000円を記録、終値は若干下げ59万2,000円となったが、公募価格を上回る順調な滑り出しとなった。
なお、三井不動産グループでは、すでにオフィスビルを投資対象とする「日本ビルファンド投資法人」の資産運用業務を行なっており、商業施設を投資対象とするJREIT設立に向け、同社100%子会社の三井不動案商業プロパティファンドマネジメント(株)も金融庁から投資信託委託業者の許可を取得している。