（株）ゼファーがSPCスキームを活用して開発を進めていた「イオン金沢示野ショッピングセンター」(石川県金沢市)が、8月1日オープンした。
5月にオープンした札幌南三条商業施設「ノベルサ」、千葉県柏市の「イオン柏ショッピングセンター」に続く開発型証券化大規模プロジェクト。アセットマネジメント業務は、子会社の（株）ゼファー不動産投資顧問が受託している。
同ショッピングセンターは、石川県金沢市の中心市街地より西側約3kmの駅西地域、北陸自動車道の金沢西ICから約2.5kmの、国道8号バイパス沿いに立地。
建物は、鉄骨造、一部地上2階建て。売り場面積3万5,761平方メートル。イオンの食品スーパー「マックスバリュ」棟や家電専門店棟、ホームセンター棟、レストラン棟など大きく5つに分かれており、合計10の棟から構成されるオープンモール型ショッピングセンター。
核店舗の「マックスバリュ金沢しめの店」が出店するマックスバリュ棟は、直営売場に加え、アパレルや生活雑貨、携帯ショップ、クリーニング店など32の店舗で構成されている。
同社は現在、地方都市でいくつかの開発型証券化案件を進行中であり、引き続き地域の活性化への寄与・社会への貢献を図りつつ安定収益が見込める物件の開発を行ない、さらなる事業展開をめざしたいとしている。