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REIT向け物件売却が寄与し大幅増収増益/ケネディクス06年12月期中間決算

 ケネディクス(株)は10日、「2006年12月期中間決算短信(連結)」を発表した。

 当期(2006年1月1日~6月30日)の連結業績は、売上高168億5,900万円(前年同期比205.6%増)、営業利益133億6,700万円(同298.4%増)、経常利益125億1,500万円(同329.1%増)、中間(当期)純利益71億4,000万円(同315.1%増)と、前年同期比で大幅な増収益になった。

 当期は、日本ロジスティクスファンド投資法人、ケネディクス不動産投資法人に対して、同社グループおよび同社グループが運用する私募ファンドが保有していた物件を売却。これが大きく収益寄与した。

 不動産投資アドバイザリー事業は、好調な物件取得によるアクイジションフィーの増加と過年度から取り組んできた開発案件の完成・売却による自己勘定投資物件売却益および匿名組合損益が増加したことなどにより、売上高140億6,200万円(前年同期比334.6%増)、営業利益120億5,700万円(同437.2%増)。アセットマネジメント事業は売上高22億3,400万円(同60.8%増)、営業利益11億6,200万円(同29.5%増)。債権投資マネジメント事業は売上高8億4,300万円(同▲5.4%)、営業利益4億7,800万円(▲10.8%)だった。

 なお、通期の連結業績予想については、7月10日に発表した数値から変更なし。売上高220億円、経常利益133億円、当期純利益77億円を見込む。


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