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社宅管理事務代行新規受託件数が過去最高に/日本社宅サービス06年6月期決算

 日本社宅サービス(株)は15日、「2006年6月期決算短信(連結)」を発表した。

 当期(2005年7月1日~06年6月30日)の連結業績は、売上高25億3,200万円、営業利益2億400万円、経常利益1億8,800万円、当期純利益8,400万円となった。

 同社は06年4月10日付でマンション・ビル管理業のダイワード(株)を子会社化しているため、当期より連結決算を行なっている。

 セグメント別では、社宅管理事務代行事業は売上高16億2,700万円、営業利益2億4,600万円。セミナー等の開催により同社独自のノウハウをアピールする機会を積極的に設けるなどした結果、新規受託は1万9,775件となり、過去最高受託件数(05年6月期実績1万4,183件)の記録を更新した。06年6月末日における総受託件数は8万326件(前年比123.6%)。
 マンション・ビル管理事業は、売上高9億500万円、営業利益▲4,100万円。当期の決算対象期間は3ヵ月間であり、同期間は多くの顧客の業務委託契約更新時期にあたり、一部収支が悪化する案件については契約更新を見送るなどの整理が進んだため収入減要因となった。一方、建物管理に伴う工事については受注の体制を強化し増収となった。

 通期の連結業績予想については、売上高58億3,600万円、経常利益2億6,100万円、当期純利益1億1,800万円。なお、単体業績予想は売上高20億100万円、経常利益2億6,000万円、当期純利益1億4,100万円を見込んでいる。


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