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スターツ、ブリッジポイント・ジャパンの株式取得/ビル管理事業へ業務拡大

株式取得経緯を語る、同社代表取締役会長兼グループCEOの村石久二氏

 スターツコーポレーション(株)は22日、子会社であるスターツアメニティー(株)(東京都江戸川区、代表取締役:河野一孝氏)がブリッジポイント・ジャパン(株)(東京都中央区、代表取締役:冨田信也氏)の株式を取得したことについて記者発表を開催した。

 ブリッジポイント・ジャパン(株)は(株)ビルコム(東京都中央区、代表取締役:菊地正矩氏)、千代田管財(株)(東京都大田区、代表取締役:芝崎惠次氏)、アーバンコントロールズ(株)(東京都品川区、代表取締役:田村晋氏)株式を保有および経営コンサルティング業務を行なっていた。今回、スターツアメニティー(株)が株式を取得したことにより、この3社も同社の傘下に入った。

 スターツグループは今回の株式取得によって、同社がこれまで行なってきた賃貸住宅市場における仲介機能と管理機能に合わせ、総合ビル管理事業の拡大を図るとともに、オフィステナントリーシング事業、オフィス仲介事業、社宅事業など、今後業容のさらなる拡大を図っていく方針。

 スターツコーポレーション(株)代表取締役会長兼グループCEOである、村石久二氏は「今回の提携は両社の地域密着型でコツコツ積み上げていくという社風が合ったことが前提としてある。これからも互いの特性を生かし、サポートしていく形でさらなる業務内容の充実を図っていきたい」と語った。


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