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1口当たり分配金1万4,335円/ADR 06年6月期決算

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は28日、「2006年6月期決算」を発表した。

 当期(05年9月12日~06年6月30日)の運用状況における営業収益は17億1,500万円、営業利益は10億1,900万円、経常利益は7億6,400万円、当期純利益は7億6,200万円であった。1口当たり分配金は1万4,335円、分配金総額は7億6,200万円、配当性向は99.9%。

 同投資法人は、2005年11月22日に東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場。伊藤忠グループのバックアップを基に、賃貸住宅の特性である収益の安定性、投資地域および住戸タイプの分散に着目した、中長期にわたる運用資産の安定成長実現をめざしてきた。

 当期は、上場直後に25物件、その後、4物件(いずれも信託受益権)を取得。期末現在における保有資産は29物件、取得価額合計491億6,200万円、賃貸可能面積合計7万3,899.38平方メートル、稼働率96.5%となった。

 なお06年12月期は、営業収益16億6,900万円、経常利益6億4,400万円、純利益6億4,300万円、1口当たり分配金1万2,100円。07年6月期は、営業収益16億9,700万円、経常利益6億4,800万円、純利益6億4,700万円、1口当たり分配金1万2,170円を見込むとしている。


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