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7月の首都圏売物件、中古M平均面積が5ヵ月連続拡大/アットホーム調べ

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける首都圏2006年7月期の「売物件」について、物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが1,803件(前年同月比は▲14.1%)となり、前年同月比で再びマイナスに転じた。一方、新築戸建は1万1,818件(同2.1%増)で、5ヵ月ぶりにプラスとなった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートルあたりでは31.27万円(前年同月比▲2.1%)、1戸あたりは1,885万円(同▲0.7%)でともに19ヵ月連続のマイナスとなった。
 新築戸建は1戸あたり3,441万円(同1.0%上昇)で9ヵ月連続のプラス。中古戸建も同3,117万円(同1.1%上昇)となり、3ヵ月連続の上昇。また、居住用土地は1平方メートルあたりでは20.42万円(同3.3%上昇)となった。

 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが680件(前年同月比2.4%増)と前年同月比で6ヵ月ぶりに増加。新築戸建は1,772件(同▲10.6%)で、4ヵ月連続の減少となった。中古戸建も381件(同▲2.1%)、同じく4ヵ月連続の減少となった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートルあたり33.41万円(前年同月比2.8%上昇)と2ヵ月連続のプラスとなった。1戸あたりでは2,026万円(同6.1%上昇)となり、6ヵ月連続で上昇。また、ファミリー物件の成約増により平均面積は同5ヵ月連続で拡大した。
 新築戸建は1戸あたり3,584万円(同4.4%上昇)で前年同月比は再びプラス。中古戸建も同2,817万円(同3.9%上昇)、同再びプラスとなった。


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