不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

MIDリートが東証に上場/JREIT38銘柄目

 MIDリート投資法人(大阪市北区、執行役員:泉 幸伸氏)が29日、38番目のJREITとして東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、MID都市開発(株)(大阪市北区、代表取締役:工藤英之氏)が出資する運用会社、MIDリートマネジメント(株)(同、代表取締役:神尾賢司氏)により、2006年6月1日に設立された。
 発行投資口数は18万口、公募価格は51万円。大阪圏のオフィスビルを中心に運用を行なっていく。
 大阪圏を代表する複合ビジネスエリア「大阪ビジネスパーク(OBP)」内の大規模オフィスビルをポートフォリオの中核に位置付け、新投資口発行のおよび借り入れによる調達資金で、「ツイン21」を含むOBP内の大規模オフィスビルなどの信託受益権(9件、総額約1,464億5,000万円)を取得する予定。

 なお2006年12月期(実質運用期間123日)は、営業収益41億1,100万円、経常利益16億900万円、純利益16億700万円、1口当たり分配金8,495円。07年6月期は、営業収益59億8,200万円、経常利益24億2,500万円、純利益24億2,300万円、1口当たり分配金1万2,809円を見込んでいる。

 上場初日の始値(初値)は49万2,000円。その後、最高値が49万8,000円を記録したものの、終値は49万5,000円となり、公募割れでのスタートとなった。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら