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リサ、殖産銀行と「やまがたリバイタルファンド」組成

 (株)リサ・パートナーズは29日、同日付で、同社と同社子会社のリサ企業再生債権回収(株)が(株)殖産銀行(山形県山形市、取締役頭取:長谷川憲治氏)との間で、事業再生に関する業務協力協定を締結するとともに、事業再生ファンド「やまがたリバイタルファンド」の組成に合意したこと発表した。

 殖産銀行は、山形県を主要基盤とした、県内貸出資産規模が県内第3位の銀行であり、現在は山形しあわせ銀行と「きらやかフィナンシャルグループ」を構成している。また、事業再生業務に積極的に取り組んでおり、2005年4月には、「地域密着型金融推進計画」を公表している。
 
 同社グループは殖産銀行と業務協力協定を締結するとともに、共同で事業再生ファンド「やまがたリバイタルファンド」を設立することで、より迅速に事業再生の取り組みを推進する。

 同ファンドの大きな特色は、主な投資対象を地域の中小企業とするとともに、地域金融機関が主導的に関与しながら企業・事業再生を推進するという点。今回の業務協力協定締結により、同社グループの事業再生に関する提携金融機関数は51行(庫)、事業再生支援ファンドは17ファンドとなる。


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