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グループホーム20事業所の営業権を譲受/三光ソフラン

 三光ソフラン(株)は19日、中京地区を中心に介護事業の企画・開発・運営管理を展開している(株)ケア・アシスト(岐阜県岐阜市、代表取締役:吉本裕行氏)から、認知症高齢者グループホーム20事業所の営業権を譲り受けたと発表した。

 同社は2006年8月5日までに、ケア・アシストから、グループホーム施設20事業所の営業権を、管轄市町村の事業者指定が下りることを前提条件に譲り受けており、同社の連結対象子会社であるメディカル・ケア・サービス(株)(さいたま市大宮区、代表取締役:山中 一範氏、三光ソフラン60.6%出資)およびメディカル・ケア・サービス東海(株)(岐阜県大垣市、代表取締役:高橋 英司氏〈メディカル・ケア・サービス 常務取締役〉、メディカル・ケア・サービス88.7%出資)に運営委託する。
 うち、既開設の17事業所については8月1日付、同1事業所については8月8日付指定(9月1日~19日に認可通知)を得た。残りの2事業所については、再開および新設の認知症高齢者グループホームとなるため現在事業者指定を申請中であり、10月1日付で指定が認可される予定となっている。

 譲受価格は3億5,000万円、既に一部決済をしている。既開設の18事業所は、現在ほぼ満室に近い状況。譲受部門における2006年3月期の経営成績は、売上高10億5,400万円、経常利益1億4,200万円。同部門の資産および負債については、事業継続に必要な資産を譲り受ける(負債は含まない)。
 なお同社は、営業権譲受が同社の06年8月期業績に与える影響は軽微だとしている。


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