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地震工学研修で、初の修士号学位を授与/建築研究所

 独立行政法人建築研究所は20日、昨年10月に開講した「第46回国際地震工学研修レギュラーコース」において、約1年間の研修を修了し、参加した17ヵ国19名の研修生に、JICA集団研修としては初の修士号学位を授与、閉講したと発表。

 建築研究所では、1962年から毎年、開発途上の地震国から若い研修者や技術者を招き、「国際地震工学研修レギュラーコース」などの地震学・地震工学に関する研修をJICAと協力して行なっている。
 今回は、政策研究大学院大学(東京都港区、学長:吉村 融氏、以下:政研大)、JICAらと連携して、政研大に修士課程「地震リスクマネジメントプログラム」を創設、「修士号学位(防災政策)」を取得可能な研修として、実施したもの。

 研修生は修士号学位を取得することにより、母国で地震学、地震工学の専門家として活躍するための基盤を確保・充実させることができ、母国の地震防災の発展に、より一層寄与されることが期待されている。


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