東京都は大規模な新築マンションの環境性能に関する表示を販売広告に義務付ける「マンション環境性能表示制度」施行1周年を記念し、シンポジウム「住まいと省エネルギー」を10月30日に開催する。
マンション環境性能表示制度は、延床面積1万平方メートルを超える分譲マンションの新築または増築を対象に、「建物の断熱性」「設備の省エネ性」「建物の長寿命化」「みどり」の4項目について3段階で評価、販売広告への表示を義務づけたもの。2005年10月1日に施行以降、すでに9件の分譲マンションで表示されている。
同シンポジウムでは、今後販売されるマンションの環境性能の評価から、どのようなマンションが省エネなのかなど、環境配慮への現状が報告される予定。
概要は下記のとおり。
■シンポジウム「住まいと省エネルギー」
日時:2006年10月30日 13:30~16:00
場所:東京都庁第一本庁舎5階大会議場
定員:300名
内容:
(1)基調講演「大切な住宅の省エネルギー」早稲田大学理工学部建築学科教授 田辺新一氏
(2)「省エネルギーと私たちの暮らし、そして、地球のためにできること」(社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 東日本支部 支部長 秋庭悦子氏
(3)「マンションの環境性能について」東京都環境局都市地球環境部環境配慮事業課
なお、申し込みは、ホームページ、電話03-5388-3536、ファックス03-5388-1380まで。