（株）東京ビッグサイトは、10月24日～26日開催する「危機管理産業展2006（略称：RISCON TOKYO）」の記者発表会を行なった。
同展示会は、東京都の特別協力のもとに開催する危機管理に関わる総合トレードショー。昨年に引き続き2回目の今回は、「アスベスト対策環境展'06」を同時開催する。
「危機管理産業展2006」は国内外320社・団体、582小間で開催。出展分野は、防犯・防災・リスク管理の3つのカテゴリーに分けられる。具体的には、遠隔監視、地震速報、NBCR (核、生物、化学、放射能)テロ対策など。また、耐震技術20社の集中展示ゾーンを、（社）日本免震構造協会の協力のもと特設する。
「アスベスト対策環境展'06」は国内外107社125小間で開催。出店内容は、（1）技術サービス・相談窓口、（2）対策機器・装置、（3）保護具・作業用機材・備品、（4）代替材料・塗料・製品。技術サービスのうち「石綿処理技術」は全体の3割を占め、緊急需要ともあいまって高い比率となった。
会見で（株）東京ビッグサイト・代表取締役の浪越勝海氏は「本展示会は、国内外で頻発する犯罪・テロの対策、また企業のコンプライアンスに基づくリスク対応など、産業の振興を目的とした。『安全』『安心』は維持管理されるものだということを認識してほしい」と語った。
■「危機管理産業展2006」
会期 ：2006年10月24日（火）～26日（木）
開場時間10：00～17：00
会場 ：東京ビッグサイト 西1・2ホール、会議棟
入場料：2,000円（税込。但し招待券持参者、Web事前登録者は無料）
■「アスベスト対策環境展'06」
会期 ：危機管理産業展2006に同じ
会場 ：東京ビッグサイト 西2ホール
入場料：危機管理産業展2006に同じ