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8月の新設住宅着工、再びプラスに/国交省建築着工統計

 国土交通省は9月29日、平成18年8月分の全建築物の着工床面積と新設住宅着工戸数を発表した。

 平成18年8月の建築物の着工床面積は1,695万平方メートル(対前年同月比2.9%)で3ヵ月ぶりのプラスとなった。
 建築主別では、公共の建築主が84万平方メートル(同▲4.5%)、民間の建築主は1,610万平方メートル(同3.3%)で、民間着工は3ヵ月ぶりのプラスとなった。

 一方、新設住宅着工戸数は11万1,187戸(同1.8%増)で、前月のマイナスから再びプラスとなった。
 利用関係別では、持家が3万3,624戸(同6.1%)、貸家は4万4,925戸(同▲0.6%)。貸家は17ヵ月ぶりのマイナスとなった。分譲住宅は、一戸建住宅(1万2,005戸、同▲2.1%)で6ヵ月連続のマイナスとなったものの、マンション(1万9,230戸、同1.1%増)の増加もあり、全体では3万1,694戸(同1.0%増)とプラスとなった。


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