ミサワホーム（株）は3日、30代後半～40代前半の子育て世代をターゲットした、鉄骨系ハイブリッド住宅新商品「HYBRID BLANC（ハイブリッドブラン）」を発表した。
「BLANC（ブラン）」とはフランス語で白を意味し、外壁やインテリアのメインカラーに白を採用。子育てしながらも夫婦の生活スタイルを尊重する、都市近郊および郊外エリアの、ミドルファミリーをメインターゲットとした。
オープンキッチン、食洗機、浴室乾燥機、洗面化粧台等、ミセス向け設備も標準装備。洗顔やメイクなどスムーズに行なえる「パウダーコーナー」を、主寝室に隣接して設けている。
建物は、大空間・大開口設計で、内部空間は自由に仕切ることができ、生活スタイルに合わせた効率的なプランニングが可能としている。同社のウリである大収納空間「蔵」のほか、小屋裏空間を利用した「小屋kura」を用意。安全対策では、耐震・制震機能の「MGEO-H」を標準装備した。ユニット配置・玄関位置をFIXとしながらも、間仕切りは自由に設定が可能。推奨プランとして基本20プランを用意している。
同商品について、同社社長の佐藤春夫氏は「今回の商品は、環境に配慮した『ECO・微気候デザイン』設計の第4弾。ハイブリッド系ボリュームゾーンの商品の中では初めての蔵付きとなる。ハイブリッド商品は、2006年8月末で、前年比15％伸びている。ハイブリッドブランの年間販売は100棟を目標としている」と述べた。
同商品は13日から発売。面積は112.05平方メートル～157.00平方メートル。価格は、蔵のないタイプが3.3平方メートルあたり53万円（税込）から、蔵付タイプが56万円（税込）から。北海道・沖縄を除く全国で発売する。