三菱地所(株)の社内ベンチャー制度により設立された(株)四季リゾーツは5日、既存の旅館・ホテル9施設と提携したことを発表した。
四季リゾーツは企業保養所を経営受託、あるいは賃借し、企業保養所兼一般利用者向けの泊食分離型ホテル「四季倶楽部」シリーズを展開。また既存旅館と提携し、「四季倶楽部」の運営手法の一部を取り込むことにより施設の経営改善と、「四季倶楽部」の拡大を図ってきた。
今回、新たに提携したのは「ホテル一畑」(島根県松江市)、「土佐御苑」(高知県高知市)、「ホテルブルーきのさき」(兵庫県豊岡市)を筆頭とした9施設。これにより提携施設は計25施設となる。同社は今後も直営施設の受注拡大、既存旅館との提携拡大を図るとともに、都市部でもシティホテルとの提携を積極的に進めることで、年度内に100施設をめざす方針。