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不動産4社共同の大規模マンション「ザ・ガーデネスクシティ」発売

「ザ・ガーデネスクシティ」完成予想図

 (株)大京、近鉄不動産(株)、藤和不動産(株)、東急不動産(株)の4社は、建設中の大規模共同事業マンション「ザ・ガーデネスクシティ」(兵庫県尼崎市)において、10月14日より、マンションパビリオンをプレオープンし、10月下旬に販売活動を開始することを発表した。

 「ザ・ガーデネスクシティ」は、地上8階建て、総戸数400戸(販売住居戸数389戸)。
 阪神本線「出屋敷」駅より徒歩5分で、付近には蓬川公園、元浜緑地が控えるなど、都市部としては有数の水と緑に恵まれた好環境にある。

 計画地南部の臨海地域約1,000haでは「尼崎21世紀の森」構想が進展中。これは、「森と水と人が共生する環境創造のまち」をテーマに、臨海地域の自然をよみがえらせ、魅力と活力のあるまちに再生していくプロジェクト。事業主4社は「尼崎グリーン・ネットワーク・アイランド構想」と名付け、尼崎南部エリアの緑のネットワークづくりの一環となる新しいまちづくりをめざしている。

 同プロジェクトは、蓬川に隣接する約1.5haに、アクア館、ブライト館、コムズ館の3街区からなる構成。キッチンスタジアム、シアタールーム、キッズルームなど、多彩な共用施設や生活利便施設に加え、地域住民も利用できる図書館、保育ステーションも設けられる。

 開発地は、統廃合となった尼崎市立明倫中学校の跡地。卒業記念の植樹である中学校の既存樹木や記念碑を残すなど、地域の歴史を継承する取り組みも計画されている。

 今回販売するのは、アクア館(155戸)のうち約50戸で、間取りは3LDK~4LDK、専有床面積は60平方メートル台~90平方メートル台。販売価格帯は、60平方メートル台の3LDKで、2,400万円台から。70平方メートル台の4LDKで、2,900万円台からを予定している。
 竣工は2007年9月の予定。


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