日本コマーシャル投資法人は11日、「2006年8月期決算」を発表した。
同投資法人は2006年2月22日に設立し、9月26日に東証に上場。当期は資産運用を行なっていないため収益はなく、営業利益▲900万円、経常利益▲1,600万円、純利益▲900万円となった。
3大都市圏、およびその他の都市圏における中心市街地のオフィスビル、ショッピングセンター等を主な投資対象とし、7月25日付で34物件の取得を決定。当期決算日（2006年8月31日）以降となる9月26日～28日にかけて取得を完了している。取得価格の合計は1,917億300万円。9月末時点における全ポートフォリオの稼働率は97.3％。
なお、次期（07年2月期）は営業収益55億7,300万円、経常利益23億4,800万円、純利益は23億4,800万円、1口当たり分配金9,079円を見込むとしている。
07年8月期は営業収益66億2,100万円、経常利益29億4,300万円、純利益29億4,300万円、1口当たり分配金1万1,435円となる見込み。