三光ソフラン(株)は16日、「2006年8月期決算」を発表した。
当期(2005年9月1日~06年8月31日)単体業績の売上高は110億9,700万円(前期比14.7%増)、営業利益は8億1,500万円(同▲7.2%)、経常利益は15億6,400万円(同61.7%増)、純利益は7億9,700万円(同46.6%増)。
連結業績は、売上高171億7,700万円(同24.5%増)、営業利益11億1,600万円(同18.5%増)、経常利益18億9,800万円(同74.9%増)、純利益11億7,400万円(同96.1%増)であった。
当期は、介護事業において、子会社のメディカル・ケア・サービス(株)が手がけているグループホーム運営が軌道に乗り、入居率が全体で95%と高稼働している。また、その他の介護事業にも進出、グループ初となる特定有料老人ホーム「アンサンブル」大宮を06年4月にオープンした結果、同事業の売上高は52億6,300万円、営業利益は2億3,300万円となった。
不動産販売事業については、分譲住宅の販売・引き渡し、収益用アパート・マンションの販売が予定どおりに進んだ結果、売上高68億5,500万円を計上。営業利益は、土地仕入価格の上昇の影響から5億9,200万円となった。
なお賃貸管理事業においては、7月1日に(株)アパマンショップネットワークのFC企業で、埼玉県南部・東京北東エリアを中心に19店舗を展開する(株)アップルを完全子会社化。売上高10億6,600万円、営業利益2億9,100万円を計上した。
次期は、引き続きグループホームのオープンを積極的に推進し、期末88棟の運営を見込む。また、特定有料老人ホームを介護事業のもう一つの柱としながら、今後はデイサービス、ショートステイも加えた多機能型の複合介護施設を展開。
これらにより、連結売上高250億円(当期比45.5%増)、経常利益22億5,000万円(同18.5%増)、純利益13億7,000万円(同17.0%増)を見込んでいる。