康和地所(株)はこのほど、自社で建設するマンションに対し、独自の品質管理システム「LIS」(リリーベルインスペクションシステム)を構築。10月発売の「リリーベル東戸塚サーモス」(横浜市戸塚区)より導入した。
同システムは、通常のマンションが受ける建築基準法に基づく建築確認とは別に、自社で独自に定めた品質管理の体制。住宅性能表示に基づく評価機関のチェックに加え、設計から現場監理までを自社の建築士事務所、設計事務所、第三者の設計事務所の3社によりチェック。売主と利害関係のない設計事務所を加えたトリプルチェックにより、建物品質を確保する。
また、着工から建物竣工まで2~3回の現場見学会を実施。工事の進捗状況を直接ユーザーに確認してもらう。
同社は、これらLISシステムを説明したガイドブックやパネルをモデルルームに設置。ユーザーに物件品質の確かさを説明していく方針。