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首都圏住宅地・マンション価格ともに上昇幅拡大/三井不販調査

 三井不動産販売(株)は18日、「第38回リハウス・プライスリサーチ」を発表した。首都圏住宅地価格と中古マンション価格を定点観測し、四半期ごとに発表しているもの。

 2006年7月~9月の四半期変動率は住宅地価格が+2.9%(前回調査+1.9%)、中古マンション価格が+1.5%(同+1.3%)とともに上昇し、上昇幅も拡大。上昇地点は、住宅地が109地点中42ヵ所(同36ヵ所)、中古マンションが195地点中49ヵ所(同40ヵ所)であった。 
 05年10月~06年9月の年間変動率は住宅地が+7.4%、中古マンションが+3.8%で、いずれも全エリアで上昇を見せている。

 住宅地変動率を地域別にみると、東京23区+4.5%(同+3.6%)で10四半期連続の上昇となったのをはじめ、前回調査時と同様、すべての地域で上昇。 
 中古マンションは、東京23区+2.8%(同+2.4%)、東京市部+1.9%(同+1.1%)などで1%台~2%台の上昇、千葉県(▲0.8%、同▲0.3%)、埼玉県(+0.2%、同+0.5%)はほぼ横ばいでの推移となった。


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