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経営改革成果出ず最終赤字16億円超/ウエストHD06年8月期決算

 (株)ウエストホールディングスは23日、2006年8月期(2005年9月1日~06年8月31日)決算を発表した。

 当期連結業績は、売上高は78億7,300万円(前年同期比▲38.6%)、営業利益▲11億2,600万円、経常利益▲11億4,600万円、当期純利益▲16億1,000万円。

 建物再生事業を本格展開するため、社内体制の整備、M&Aの実施、リフォーム事業の変革、コスト削減に取り組んだが、その成果が数字になって現われなかった。2006年8月の月次決算は黒字化したものの、累積赤字は拭えず、さらに既存支店の閉鎖などによる特別損失4億円あまりを計上したため、最終赤字は16億円を超えた。

 07年8月期(06年9月1日~07年8月31日)の連結業績は、建物再生事業の展開、戸建リフォーム事業の強化などにより収益強化を図ることで、売上高177億3,400万円、経常利益3億4,400万円、当期純利益2億6,400万円の黒字転換を見込んでいる。


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