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PM事業の利益率向上等で増収増益/レーサムリサーチ06年8月期決算

 (株)レーサムリサーチは23日、「2006年8月期決算」を発表した。

 当期(2005年9月1日~06年8月31日)連結業績の売上高は489億8,900万円(前期比25.8%増)、営業利益は153億1,000万円(同85.3%増)、経常利益は145億4,600万円(同83.3%増)、純利益は103億8,100万円(同147.8%増)となった。

 当期は、資産運用事業において、連結子会社が保有していた開発用不動産、およびバリューアップ物件を販売し、増収増益。
 証券化事業においては、一部特別目的会社が業務を終了したことによる減収減益要因を見込みながらも、インセンティブフィーの計上により全体では増収増益となった。
 プロパティマネジメント事業は、売上高28億4,400万円(同11.1%増)、営業利益9億4,300万円(同81.9%増)。集金代金契約の積み上げによる業務効率化、および新しい料金体系への契約切り替えが順調に推移したことに加え、保有物件からの賃料収入の増加等により、利益率が大きく向上した。

 なお次期は、売上高455億円、経常利益90億円、純利益48億5,000万円を見込むとしている。


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