不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、首都圏における2006年9月の賃貸物件市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用で5万3,197件(前年同月比▲9.4%)と4ヵ月連続のマイナス。事業用は5,216件(同▲7.2%)であり、32ヵ月連続のマイナスとなった。
1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,640円(前年同月比2.3%増、前月比3.5%増)、アパートが2,010円(同▲2.0%、同変動なし)。
1戸当たり登録賃料は、マンションが10万7,500円(同2.7%増、同3.5%増)、アパートが6万2,200円(同▲2.4%、同▲1.0%)となった。
居住用賃貸物件成約数は9,828件(前年同月比3.8%増)となり、3ヵ月ぶりに前年同月比で増加した。エリア別には、東京23区4,060件(同0.5%増)、東京都下924件(同10.1%増)、千葉県592件(同8.4%増)、神奈川県3,241件(同5.7%増)、埼玉県1,011件(同3.0%増)と全地域で増加した。
成約平均面積はマンションが39.05平方メートル(同0.6%増)、アパートが32.07平方メートル(同▲0.1%)。
1平方メートル当たり成約賃料は、マンションが2,560円(前年同月比0.8%増、前月比変動なし)、アパートが2,050円(同0.5%増、同変動なし)。
1戸当たり成約賃料は、マンションが9万9,900円(同1.2%増、同▲2.4%)、アパートが6万5,700円(同0.5%増、同1.5%増)であった。