（株）東京ビッグサイトが主催する「危機管理産業展（RISCON TOKYO）2006」が、24日よりスタートした。
同展示会は、東京都の特別協力のもとに開催する防犯・防災・リスク管理のビジネストレードショー。335社597小間で行なわれ、昨年に引き続き2回目の開催となる今回は「アスベスト対策環境展'06」を同時開催している。
「危機管理産業展2006」は、防犯部門では遠隔監視・入退室管理、防災部門では火災予防対策、リスク管理部門では情報セキュリティなどを展示。特設された耐震技術関連ゾーンでは、（社）日本免震構造協会を中心に免震建物を紹介したほか、(財)日本建築防災協会、NPO法人耐震総合安全機構なども参加し、耐震診断の重要性について呼びかけた。
「アスベスト対策環境展'06」は、技術サービス「石綿処理技術」を中心に出展。（社）日本石綿協会では「アスベスト診断士」や吹付けアスベスト粉じん飛散防止処理技術「J・P・Iシステム」を紹介した。
同日に行なわれた開催祝賀レセプションで（株）東京ビッグサイト・代表取締役常務の森澤正範氏は、「昨年に比べ展示数が大幅に増え、危機管理に関して新たな需要が出てきていることが分かった。耐震やアスベストなど時代の変化に対応し、新しいビジネスチャンスの開拓につなげてほしい」と語った。
なお、同展示会および「アスベスト対策環境展'06」は26日まで開催する。