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アスベストが露出している民間建築物は1万5,787棟/国交省

 国土交通省は24日、8月30日~9月5日の建物防災週間において行なった各種調査結果を公表した。

 その結果、1956年から1989年までに施工された全国の民間の建築物のうち、大規模な建物(概ね1,000平方メートル以上)で、吹き付けアスベストおよびアスベスト含有吹き付けロックウールが施工された建物は、調査報告のあった21万809棟のうち、1万5,787棟あることが分かった。また、そのうち、すでに対応済みの建築物は5,950棟、未対応の建築物は9,837棟(うち、今後対応予定2,032棟)。
 
 国土交通省では未対応建築物の所有者に対し、対策の実施について地方公共団体を通じて指導するとしている。


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