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主力のビル賃貸事業売上は前年並み/平和不2007年3月期中間決算

 平和不動産(株)は30日、2007年3月期中間決算を発表した。

 当期(2006年4月1日~2006年9月30日)の連結売上高は103億3,300万円(前年同期比▲3.4%)、営業利益38億3,000万円(同4.4%増)、経常利益31億1,500万円(同▲0.2%)、当期純利益18億2,600万円(同17.8%)。売上げ、利益ともほぼ前年並みだが、前期に計上されていた減損損失が今期はないため、最終利益が2ケタ増となっている。

 主力のビル賃貸事業は、「アンダーツリー梅田第一ビル」の取得などによる賃貸料の増加などで、営業収益は83億7,600万円(同1.0%増)と微増。資産開発・証券化事業は、クレッシェンド投資法人と私募ファンド「平和セレクトファンド」の不動産取得と開発により、営業収益6億2,500万円(同152.8%増)と大幅増。住宅事業は、下期に売上げが集中することから営業収益4億900万円(同▲73.6%)にとどまった。

 なお、通期では連結売上高313億400万円、経常利益68億3,000万円、当期純利益40億1,900万円を見込む。


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