(株)東京カンテイは31日、首都圏ワンルームの利回り・供給を駅別で調査した結果を発表した。
2006年のワンルームマンションの高利回りベスト3は1位が東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅(表面利回り:年5.63%)、2位が西武新宿線「野方」駅(同5.58%)、第3位が東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅(同5.43%)。地価上昇の影響が少ない山手線の外側にワンルームの供給がシフトしている要因としている。
2006年の駅別ワンルーム供給ランキングでは1位が戸越(152戸)、2位が木場(127戸)、3位が錦糸町(124戸)と、昨年まで見られなかった城北・城東エリアの駅が上位にランクされている。また、立川(42戸)や八王子(27戸)などでの供給も見られ、ここ数年で供給立地がめまぐるしく変わってきているとしていることが分かった。