(社)住宅生産団体連合会は1日、「2006年度第3回住宅業況調査報告」を発表した。会員会社の支店・営業所・展示場等の営業責任者を対象に、3ヵ月ごとに実施。受注棟数や金額などの業況感をアンケート結果をもとに指数化したもの。
戸建て注文住宅の今期(2006年7月~9月)受注実績指数は、前期(2006年4月~6月)に比べ総受注棟数(+12)、金額(+13)ともにプラスとなった。総受注金額は、9四半期連続のプラス。地域別の総受注棟数では、近畿(▲15)以外はプラスに回復。北海道(+42)、東北(+5)、関東(+13)、中部(+25)、中国・四国(+10)、九州(+18)となった。
なお、次期(2006年10月~12月)は、今期に比べ総受注棟数(+13)、金額(+6)となる見通し。
低層賃貸住宅の今期受注実績は、前期比で総受注戸数(+20)、金額(+25)。金額では5四半期連続のプラス指数。地域別では、総受注戸数で北海道(▲15)、九州(▲4)、中国・四国(▲15)がマイナスとなったが、東北(+5)、関東(+28)、近畿(+39)、中部(+46)と堅調にプラスを確保し、全体でプラスを維持した。
次期は今期に比べ、総受注戸数(+11)、金額(+14)ともにプラスを予測している。