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「住宅価格引き下げ実証実験」モデルに来場600名/アキュラホーム

 (株)アキュラホームは、都営住宅跡地の再開発プロジェクト「むさしのiタウン・四季の街」(東京都東村山市)に設けた、東京都の「住宅価格引き下げ実証実験」に基づくモデルハウスの現地見学会(10月28・29日)に、約600名の来場者があったと発表した。

 この実証実験は、「狭くて高い東京の戸建住宅の市場構造を変えるため、中小工務店の生産性向上を図ることで、広くて安い低廉な戸建住宅の供給を促進する」ことを目標に行なわれたもの。東京都の住宅平均価格=坪72万円を50万円以下にする(40坪で2,000万円以下)という要件を満たす提案を行なったアキュラホームを含む5社を選定。5社による共同事業会社(株)東京工務店を設立。(財)日本住宅・木材技術センター認定の新世代木造住宅供給支援システムによるモデルハウスを建設したもの。

 現地見学会には、地元・東村山市を中心に、東京、埼玉、神奈川など広範囲から来場があった。アキュラホームでは、「大々的な広告活動を行なわず、東京都による少ない広報活動のみでこれだけの集客があったことは、注目度の高さをうかがわせる」とコメントしている。


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