(株)サンケイビルは10日、2007年3月期中間決算を発表した。
当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は173億9,000万円(前年同期比47.8%増)、営業利益28億6,900万円(同137.7%増)、経常利益24億2,700万円(同203.8%増)、当期純利益12億9,800万円(同275.4%増)。
主力のビル事業では、2005年7月稼動の「難波サンケイビル」、同年11月取得の「日比谷サンケイビル」の賃料収入が寄与したほか、匿名組合出資配当14億円も計上され売上高77億5,800万円(同22.0%増)、営業利益24億7,199万円(同106.8%増)となった。
新たな収益の柱として注力している住宅分譲事業は、第2号物件の「ルフォン世田谷」が全戸完売するなど、売上高62億4,117万円(同257.3%増)、営業利益3億8,485万円(前年同期4,371万円の損失)となった。
通期では、連結売上高278億円、経常利益35億5,000万円、当期純利益17億5,000万円を見込む。