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住宅事業売上げ3割増、経常244億円/野村不HD、上場後初の中間決算

 野村不動産ホールディングス(株)は10日、2007年3月期中間決算を発表した。

 当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,587億8,900万円(前年同期比21.5%増)、営業利益273億9,300万円(同97.2%増)、経常利益244億2,800万円(同111.4%増)、当期純利益140億6,500万円(同開示なし)。

 主力の住宅事業(住宅分譲・管理)は、マンション・戸建て1,459戸(同20.1%増)を計上し、売上高727億3,000万円(同34.6%増)。期末管理戸数9万4,352戸(同7.0%増)に対する売上高85億6,100万円(同15.9%増)などをあわせ売上高860億3,400万円(同31.0%増)、営業利益95億5,200万円(同114.4%増)を計上した。

 このほか、ビル事業で営業収益243億7,000万円(同4.6%増)、営業利益43億7,500万円(同21.5%増)。資産運用開発事業で営業収益241億6,500万円(同9.8%増)、営業利益107億2,900万円(同76.4%増)。仲介・販売受託事業で営業収益198億8,500万円(同77.3%増)、営業利益43億2,400万円(同119.0%増)を計上している。

 なお、通期では連結売上高3,650億円、経常利益450億円、当期純利益250億円を見込んでいる。


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