東急不動産(株)は10日、2007年3月期中間決算を発表した。
当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は2,497億5,100万円(前年同期比4.9%増)、営業利益229億2,900万円(同29.9%増)、経常利益199億100万円(同45.2%増)、当期純利益81億5,900万円(前年同月は98億7,800万円の損失)と、大幅に利益を伸ばした。有利子負債も、期初予想を下回る3,658億円(同355億円減)まで減少した。
主力の分譲事業では、マンション1,144戸(前年同期比5.0%増)、戸建て216戸(同▲14.6%)など計上し、売上高523億円(同8.0%増)、営業利益35億円(同99.9%増)と利益が倍増した。
賃貸業は、オフィスマーケットの好調を受け売上高471億円(同5.8%増)、営業利益157億円(同13.1%増)。仲介業もリテール、ホールセールともに取扱高が拡大し、売上高258億円(同17.8%増)、営業利益34億円(同80.2%増)と伸長した。
なお、通期では連結売上高5,800億円、経常利益500億円、当期純利益300億円を見込む。