(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける10月の市況動向を発表した。
10月の首都圏中古マンション成約件数は2,660件(前年同月比4.1%増)と、10ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都1,153件(同 6.1%増)、埼玉県333件(同▲3.4%)、千葉県402件(同6.3%増)、神奈川県772件(同3.4%増)。
成約単価は、1平方メートル平均で35万900円(同5.2%上昇)。前月比では1.0%上昇と2ヵ月ぶりのプラスとなった。都県別では、東京都 45万6,600円(同4.7%上昇)、埼玉県24万7,500円(同5.4%上昇)、千葉県22万9,000円(同3.8%上昇)、神奈川県32万 1,500円(同5.8%上昇)と、全面上昇となった。
また、成約平均価格は2,272万円(同4.9%上昇)。成約平均専有面積は64.77平方メートル(同▲0.3%)と縮小も、9ヵ月連続64平方メートル台。