(株)新日本建物は13日「2007年3月期中間決算」を発表した。
当期(2006年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は276億4,600万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は17億5,400万円(同▲9.5%)、経常利益は7億6,800万円(同▲49.4%)、純利益4億2,400万円(同▲50.2%)。
連結業績の売上高は276億5,500万円(同8.1%増)、営業利益は19億3,300万円(同4.3%増)、経常利益は8億1,000万円(同▲42.3%)、純利益は3億6,200万円(同▲51.7%)となった。
セグメント別には、流動化事業において、積極的な販売活動を展開した結果、引渡件数が前年同期比5件増加の13件になったものの、小規模な案件が多かったため、売上高は114億4,500万円(同▲2.7%)。営業利益についても、売上総利益率が同▲1.7ポイントとなったこと、販売費および一般管理費が増加したことなどから、同▲15.2%、16億1,200万円となった。
マンション販売事業では、当中間期に完成引き渡しとなった自社分譲マンションは5棟267戸(同3棟122戸増)、売上高は79億5,100万円(同52.5%増)、営業利益は2億7,900万円(前年同期は200万円の営業損失)と大幅に収益改善した。
戸建販売事業については、7月より連結子会社の(株)新日本アーバンマトリックスに事業を業務委託し、従来の中心エリアである東京多摩地区のほか、東京都区内や埼玉県、神奈川県において積極的に用地仕入活動を実施。販売実績は、「ルネタウン三鷹上連雀」(全24棟)など、宅地分譲を含む全195棟(前年同期比▲21棟)、売上高は81億5,800万円(同▲2.5%)、営業利益7億3,700万円(同▲3.6%)となった。
なお通期は、売上高755億円、経常利益30億5,000万円、純利益17億5,000万円となる見込み。