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首都圏中古マンションの成約価格9ヵ月ぶり下落/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける首都圏2006年10月の新築戸建て、中古戸建て、中古マンションの成約価格および変動率を発表した。

 中古マンションの成約件数は666件(同▲11.0%)で、前年同月比で再びマイナスとなった。都県別でも、東京都下を除いたすべての地域で前年割れ。23区と千葉県では2ケタ減となった。成約平均価格は、1平方メートルあたり31万6,700万円(同▲3.8%)と、5ヵ月ぶりに前年割れした。1戸あたりの平均価格も1,872万円(同▲5.3%)と、9ヵ月ぶりのマイナスとなった。23区内の高額エリアでの成約が落ち込んだこと、コンパクトタイプなど面積の小さな物件の需要が高まったことなどが要因としている。

 一方、新築戸建の成約件数は、首都圏全体で1,891件(前年同月比▲24.5%)で、7ヵ月連続で減少。成約価格平均は1戸あたり3,617万円(同5.3%上昇)で、4ヵ月連続のプラス。また、中古戸建成約価格平均は2,921万円(同▲3.5%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。


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