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商業施設開発に重きをおいた展開めざす/ダイナシティ07年3月期中間決算

 (株)ダイナシティは30日、2007年3月期中間決算説明会を開催した。
 
 当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は274億900万円(前年同期比▲21.0%)、営業利益24億8,900万円(同▲3.8%)、経常利益20億6,800万円(同22.6%増)、当期純利益12億2,000万円。

 不動産販売事業では、東京都心・近郊部で都心型コンパクトマンション「ダイナシティ」シリーズを展開。売上高138億2,000万円(同4.6%増)となった。ソリューション事業においては、物件のバリューアップを図った販売活動を行ない、売上高119億9,500万円(同▲39.2%)を計上。
 なお、不動産賃貸事業でサブリース事業の契約件数の増加などが、計上利益の増収につながった。

 説明会の中で、同社代表取締役社長の中山 豊氏は「ソリューション事業での、商業施設開発に重きを置いた展開をめざす。都心部・関西圏エリアで、最大限のパフォーマンスを図ることができるテナントで構成していく」と語った。

 なお、07年3月期(2006年4月1日~07年3月31日)の通期予想については、連結売上高594億9,800万円、経常利益43億1,000万円、当期純利益23億4,000万円を見込んでいる。


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