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都心5区大型ビル平均賃料13ヵ月連続で上昇/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画(東京都港区、社長:中村郁文氏)はこのほど、2006年10月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアのオフィスビルに関する市況をまとめた。06年10月1日~10月31日までの期間、テナント募集を行なった合計1万1,665棟(東京・神奈川エリア6,044棟)のオフィスビルを対象とした調査。

 都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均賃料は、坪単価2万5,266円と前月比で174円のアップ。平均賃料は、2005年10月以来13ヵ月連続で上昇している。一方、平均空室率は2.55%(前月比0.05ポイントダウン)した。
 同社は、募集賃料と空室率の現況について「大型の新築物件の供給が続き、これら新築ビルに大企業が活発に移転している状況下で、移転した企業の使用していた大型で設備も整っている既存ビルの大量の床を狙う企業の動きも未だに続いている」としている。

 その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、ホームページ「ビルNAVI」(http://www.birunavi.com/market/)で公開している。


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