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建設工事受注高、8ヵ月連続の減少/国交省

 国土交通省は12日、平成18年度10月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 平成18年10月の建設工事受注高は4兆4,959億円(前年同月比▲7.5%)で8ヵ月連続の減少。うち元請受注高は2兆9,563億円(同▲7.0%)で4ヵ月連続の減少となった。下請受注高も、1兆5,396億円(同▲8.3%)と5ヵ月連続で減少した。
 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は9,350億円(同▲16.7%)、14ヵ月連続で減少した。民間などからの受注高も2兆213億円(同▲1.7%)で、2ヵ月連続の減少となった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の仕事)は8,905億円(同▲16.7%)で14ヵ月連続の減少。うち、「国の機関」からは2,364億円(同▲12.1%)、「地方の機関」からは6,542億円(同▲18.2%)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の仕事)の受注工事額は5,238億円(同31.2%増)で先月の減少から大幅増に転じた。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の仕事)の受注工事額は2,705億円(同12.7%増)で3ヵ月連続の増加となった。


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